腰痛とお腹ぽっこりの原因は一緒かも?腸腰筋と反り腰の関係
- 6月19日
- 読了時間: 4分
更新日:6月30日

腰痛とお腹ぽっこり。
一見すると、別々の悩みに見えるかもしれません。しかし実は、どちらにも「腸腰筋」という筋肉が関係していることがあります。
「腰が痛いから腰を揉む」「お腹が出てきたから腹筋をする」
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。ただし、原因が姿勢や股関節まわりにある場合、腰だけ・お腹だけを見ても根本的な改善につながりにくいことがあります。
今回は、牧之原市で腰痛や姿勢改善、ストレッチ、フィットネスに興味がある方に向けて、腸腰筋と反り腰、お腹ぽっこりの関係についてわかりやすく解説します。
腸腰筋とは?
腸腰筋という筋肉をご存じでしょうか。
腸腰筋は、腰の骨から骨盤、太ももの骨につながる筋肉です。股関節を曲げる働きがあり、歩く、階段を上る、姿勢を保つといった日常動作に関係しています。
ポイントは、腸腰筋が「腰と股関節をつないでいる筋肉」であることです。
そのため、腸腰筋の状態が悪くなると、股関節の動きだけでなく、腰の負担や姿勢にも影響しやすくなります。
長時間座ると腸腰筋は硬くなりやすい

現代人は、座っている時間がとても長くなっています。
デスクワーク、車の運転、スマホ、テレビ。気づけば、股関節を曲げた姿勢で何時間も過ごしている方も多いのではないでしょうか。
座っている時、腸腰筋は縮んだ状態になっています。この状態が長く続くと、腸腰筋が硬くなりやすくなります。
さらに、長時間座る生活では股関節を大きく動かす機会も減ります。筋肉は使わないと硬くなりやすく、うまく働きにくくなります。
つまり、座りっぱなしは腸腰筋にとってかなり不利な環境です。
腸腰筋が硬くなると反り腰になりやすい

腸腰筋が硬くなると、骨盤を前に引っ張りやすくなります。
その結果、骨盤が前に傾き、腰が反った姿勢になりやすくなります。これが、いわゆる「反り腰」です。
反り腰になると、腰の後ろ側に負担がかかりやすくなります。
特に、
立っていると腰が痛い腰を反ると痛い長く歩くと腰が重い朝起きた時に腰がつらい
このような方は、腰そのものだけでなく、股関節や腸腰筋の硬さが関係している可能性があります。
腰痛の原因は、腰だけにあるとは限りません。腰と股関節をつなぐ腸腰筋が硬くなることで、腰に負担が集中することがあります。
反り腰になるとお腹ぽっこりに見えやすい

反り腰は、腰痛だけでなく見た目にも影響します。
骨盤が前に傾き、腰が反ると、お腹が前に出やすい姿勢になります。そのため、実際に脂肪が大きく増えたわけではなくても、「お腹ぽっこり」に見えやすくなることがあります。
つまり、お腹だけを引っ込めようとして腹筋を頑張っても、姿勢が崩れたままだと変化を感じにくい場合があります。
もちろん、食事や運動習慣も大切です。しかし、反り腰によってお腹が前に出て見えている場合は、姿勢改善や股関節まわりの柔らかさを整えることも重要です。
ダイエットだけではなく、体の使い方を見ること。ここが見落とされやすいポイントです。
こんな方は腸腰筋の硬さに注意
次のような方は、腸腰筋が硬くなっている可能性があります。
長時間座ることが多い反り腰と言われたことがある立っていると腰が痛い腰を反ると痛い股関節の前がつまる感じがある歩幅が小さくなったお腹ぽっこりが気になる姿勢が崩れやすい
特に、デスクワークや車移動が多い方は要注意です。
「運動不足だから腰が痛い」と一言で片づけるのではなく、どの筋肉が硬くなり、どの関節が動きにくくなっているのかを見ることが大切です。
まずは座りっぱなしを減らすことから
腸腰筋の硬さを防ぐために、いきなり難しいトレーニングをする必要はありません。
まずは、座りっぱなしの時間を減らすことから始めてみましょう。
1時間に1回立ち上がる軽く背伸びをする股関節を前後に動かす短い距離でも歩く太ももの前や股関節前面をやさしく伸ばす
これだけでも、股関節まわりのこわばりを防ぐきっかけになります。
大切なのは、完璧にやろうとしないことです。
腰痛や姿勢改善は、1回の運動で劇的に変わるというより、小さな習慣の積み重ねで変わっていきます。
腰痛対策は、腰だけでなく股関節から
腰が痛いと、どうしても腰だけに意識が向きます。
しかし、腸腰筋のように腰と股関節をつなぐ筋肉が硬くなると、骨盤の傾きや反り腰につながり、結果的に腰への負担が増えることがあります。
だからこそ、腰痛対策では「腰を揉む」だけでなく、股関節まわりの柔軟性や姿勢を整えることが大切です。
牧之原市で腰痛、反り腰、お腹ぽっこり、姿勢改善、ストレッチ、フィットネスに興味がある方は、まず腸腰筋に目を向けてみてください。
MoveCareでは、運動が苦手な方でも無理なく始められる健康づくりを大切にしています。
腰が痛いから動かない。ではなく、腰が痛いからこそ、体に合った方法で少しずつ整える。
小さな一歩を、今日から始めてみましょう。
執筆者
理学療法士:株式会社ループネス代表取締役


